2016.12/31(土)



長い夢を書いている夢を見ていたが、起きてみると書いてなかった。その夢のエッセンスは、こんな感じ。
糺ノ森辺に素晴らしい小さな四阿を確保。ここから下鴨中川原町の鴨川べりの土手にブルーシートを持って時間潰しにいく。更に、そこから対岸の出雲路橋辺りの八文字屋別店?へ行く。何故か増山実がこの遊山に同行していて、ここにあるクルマの宣伝ビラばかりを熱心に見ている。この小トリップを楽しいものにしようと、北大路橋西詰北辺りのバス停とも神社の御旅所ともつかぬところに脚を伸ばすために、僕ひとり偵察に行くと、普段、人っ子ひとりいないのに、「竹田」という張り紙がされ、場所取りがされており、仕方なく出雲路に戻り、数人の同行者に料理を出そうとしたら、知人のオランダ人が子供を数人連れてきて、ディックも後で来るというので、料理を出さねばと思っていたら、同行のふたりの女性が煮込み過ぎた部分のオデンの具は捨て、再生してくれており、僕の意がかなっているのにビックリ。結局、ここで、30人余りのお客さん相手に料理を供し、少しお金を貰い楽しいひと時を過ごした。そこから糺ノ森に戻りながら、「僕の最大の欠点はフンギリが悪いことだな」と思う。出雲路の拠点と糺ノ森の拠点は転移しているだけで同じ店と見えないこともなかった。ほんやりとした良い夢だったが、上手く再生できず。

盆も暮も正月もないケチでチンケな日々。ゴミアパートの掃除も儘ならぬ。飲み過ぎ用心。
釜ヶ崎にはヴィクトリアに先に行ってもらうことにした。仕事をこなしたら行きたいが、ただのとんぼ返りになりそう。
ヴィクトリアにトラブルが起こったらと、パギやんの電話を教える。
今朝、着た切り雀でなく、着替えて布団に入ったのに布団中、モクの臭い充満。何度も換気のために両扉?を開けたのだが、数時間20人以上大半はタバコ人詰の八が、髪も、顔も、手足も臭い漬けにした。

婚活の四国中央市の鈴木さんと、今、ふたりっきりの静かな新年を迎える。それまでは、山田詠美さんの亭主、麻布十番の伊藤聡医師&慶応大生の息子さん、開店以来最も静かな大晦日に変わりなし。京阪、阪急はオールナイトなのに、これを活用する客なし。
鈴木さんが帰った後で段ちゃんが来て、彼が帰り、不思議の奈良井さんヘリング経由で台湾土産持参、彼が帰ろうとした段に、ルパン、奈良井さんと言い合ったらしい濱ちゃんはそなことは気に留めず、7月以来。閔さん、ヨルノさん、ルパン付き女?も来て、ほぼ朝迄。松屋で、朝飯食って帰る。

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2016.12/30(金)



Sから頼まれて、郵便物到着を10:00~2:30まで待機も空し。
黙って不在配達票を入れ帰っていた。
4:00にジャンバーも着ずすっ飛んで行ったが、郵便物なし。夜10:00でないと配達員さんは帰って来ないと言うので、明日出直すことにした。明日、また、空を眺めつつ目眩?のする散歩をすればいい。結局、漬物とキムチを結構大量に買い、手袋も手に入れ、飯もたべず、新聞に目を通すためのコーヒー屋に行くのも忘れ、寒い思いをして帰宅した時はぼちぼち出勤準備が必要な時刻。ピンボケな老人行動の日々。
今日も原稿に向かえず。
ヴィクトリアの夜は、スロースタート。洛星高校のバスケットボール部OBの同窓会、百枝ちゃん&菓子屋さん&砂布均、アミット、エリオ、ボーイフレンドが写真を撮る彼女を連れて来たと紹介してくれたフェデリカ、シシリアン等々10人以上の外国人客、カオリンズ、西村玄考、正体不明客も数人あり、タバコびとが多く何度も東西の扉を開けて換気。
歳末客らしき客もあり、まずまず、ホットする。五郎さんは、モダンタイムから抜けて来れず。ヴィクトリアと通天閣付近に明日行こう!と言ったが、5:00迄営業はキツイ。

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2016.12/29(木)



9:30にもう4:00かも知れない!とめを覚ます。
S、仕事の代金を持参せよとTel。帰省らしい。
今日は、浅利ちゃん、奈良井さん、鹿さん、川嵜さんに会いに台北へ。冨樫は、デリーのチベット人街にようやく到着と。
J・カーマイケルの「キリストはなぜ殺されたか」という1972年の夏に読んだ本をよんでいると、大分出身の京大アフリカ地域研の池辺君が「ほんやら洞をやっていたマスターの店」という形で友人を結局10人同伴。8:30~2:30まで。
次は、大阪の凛七星さんグループ。凛さんは「ベ平連の甲斐さんの店」という形でヘイトスピーチのカウンターのグループ8人を引っ張って来る。余り来れなくてごめん!甲斐さんが店をたたむとか書くを見る度に来なくっちゃと思い続けている、と。
ヴィクトリアもロームシアターで会った森さんを同伴。
最後は「書かれたくない」カップルがお年賀に一保堂のお茶と布巾を持って来店。

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2016.12/28(水)



4歳からの18歳まで過ごした山香町又井金堂の社宅に、夜、志真子が3歳位の歩君を連れて来て、部屋が、手狭になったところ、歩君が「スナックの明かりが好き」と言うことで、ちょっと下のスナック(そんなものはあり得ない)に行こうとして、下の田んぼで牛で梳いている男に会う。(時系列も空間もめちゃくちゃ)彼と喋っていて「甲斐さんですか?弟がお世話になっております。マヤオの兄です」と言う。エリオさんだった。話を続けたいけど、こどもを抱いているので、又、戻って来ますと言って家に引き返す。家は書店兼アトリエ兼ギャラリーだが、ここにややこしい身内の客があり、鬱陶しいので、少し寝て、やり過ごしてから梅棹さんに会いにいこうと外に出る。変電所の北の方からオオコウを担いだ漬物売りの梅棹さんがやってくる。おお!こんなことまでやっているのだと感動する。甲斐さんのウチへ行きたいと言うので、連れて帰ると、ややこしいオバさんが、あれこれ、自分の亭主が展示している絵について講釈し始める。コッチとらのライブラリーはマヤオさんの所有物なのに、何言ってんだ、オバさんと思い、無視したら、目を覚ます。夢。

今晩の袖八ライブ、マークフォー、カオリンズも無論見ものだが、ボブ・ディラン全詩集翻訳者でも勇名を馳せ、現役シンガーとして年間200ヶ所で全国縦断ライブを数年打ち続け、疲れを知らない中川五郎さんが、釜ヶ崎越冬ライブを前に「ディランの曲もラスト・イズ・ベスト」とラジオでも公言した通り、五郎さんが如何なるベスト・ソングを披露してくれるかが楽しみだ。
5:30には稲山さん&田中さん来八。
ライブ前に、五郎さんとカオリンズは、打ち合わせに外出。8:00にはお客さんは溢れ、徳之島に入植していた奥田さん入れず。稲山さんの奥さん、カエルハウスの梶原さんも、嵐山の「音やママ」小山千津子さんという1967年に相愛学園の高校生で五郎さんを高校に呼び、ギャラも払ったという姉御も来店。
浅利ちゃんは8:00に来る。

カオリンズは「俺等トラックの運転手だったんだ」をトップで一曲うたい、二番手は「拓郎しか歌わない」ウッディらマークフォーが先般亡くなった新京極商店街理事長でマークフォーの名付け親の井上さんを偲ぶ歌。新京極の井上さんとの奇しき縁(中山容、黒川創、渡辺潤、北沢恒彦、神戸空襲も経験した奥田さん、ゲームセンターの蕭さん、天狗堂の小野さん等、暴走族)を喋りたかったが時間なし。ロックン広場のこと等。トリはもちろん、五郎さん、高校生の自分を大阪相愛女子学園に呼んでギャラまでくれた「音やママ」が目の前に陣取っていたので彼女に敬意を表する意味もあったのか、1967年に高石ともやに引っ張りだされ、最初に歌った唄をスタートに安倍晋三がオリンピック招致の為に演説した、かの有名な「アンダーコントロール」を歌詞したもの、ライセンス・トゥ・キル、ミスター・ボージャングル等。
高石ともやと組んでいるakabayさんも顔を出す。ドイツからハネムーン旅行中のSteffenhagenのために祝福歌まで歌う。

昨夜のカオリンは、開口一番、私は韓国人ですと言ってホンヨンウンの「俺等はトラックの運転手だったんだ」を歌い始めた。その直ぐ後に、これはカイさんに教えられて知った歌です。来年もこの歌を歌っていきますと、決意を表明した。
これ、一曲しか歌いませんと言ったが、後で、五郎さんに引っ張り出され、共に「ライセンス・ツー・キル」を歌う。帰る段にナッちゃんの知人が同志社の知人(共に32歳)来店、目病み地蔵と「檀王の裏のシンコウジ」の住職2人来店。シンコウジの方は、シルヴァン・カルドネルの知人で、一澤信三郎の娘の同級生らしく、「美女365日」「八文字屋の美女たち」を見て喜ぶ。
その後、博報堂の伊藤耕太さんと江藤加奈さん来店。
閉店は4:00。
5:00就寝。

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2016.12/27(火)



変な夢。
冨樫がコンパクトな良い動画を撮って来てみせる。見ていると動画中のダンスの女性が画像から出て来て、さながら、活人画になる。その中のダンサーはオーストリアの魅力的な知人だった。出て、さっと消え、自分が投宿している宿の一階のカフェに戻り、そこを陣取って書き物を始めた。僕はその更に上階に宿をとっている。階段を登る時にウィンクを送って来るの背中に感じ、彼女と僕のその後を想像したところで目が覚める。

鄭さんがFB上で新渡戸稲造の「女大学」と芥川の小説「手巾」について書いているのを読み、「的外れな想像かも知れないが、新渡戸は後藤新平の台湾植民地支配の知恵者で、鶴見祐輔の師匠、鶴見俊輔にとっては、新渡戸は批判の的。語弊を恐れず、なんの検証もなしに言うが、鶴見俊輔にとって、母、愛子(後藤新平の長女)の愛ほど鬱陶しいものはなかった。幾度も力説している。愛子の教育方針は、清貧を生きる、もろ、この女大学ではなかったか。鶴見は、愛子のことを脳内植民者というようなひょうげんをしています。すごい道徳的な女性で、それに対する反抗をバネにして生きて、生涯不良を通したといってますよね。」と書く。

もっとエネルギーが必要だ。
もう一度五郎ディランを聴き、岡林ディランの歌詞を検索。
「脱線で神林さんに叱られるかも知れないが、「ほんやら洞の青春」で、ボブ・ディランのアイ・シャル・ビー・リリースト(1967年)の中川五郎訳(2016年)と中山容訳(1972年、岡林信康の歌)を対置して感想を書こう。
他にも、ディラン・セカンドもあるが、それは別物なので、無視。

朝、いや、昼飯で、ルネ。
大阪のHさんのことが心配。出町の本郷さんはまた、正月の4日から「癌を焼く」ために入院という。枡形の古本屋で岡林の本「信康、岡林を語る」?を一応買っとこうと思って行ったが、もう無くなっていた。同女の英文の教授の児玉実用さんの二巻本の回想録、戦時下抵抗誌「土曜日」創立に関与し洛北生協設立も京都生協設立も関与し初代理事長を務め、「夕刊京都」も設立し、初代編集局長の能勢克男(下鴨中川原町」の本、各300円だったが買わなかったが、失敗だったかな?前者は、ユズルの支持者の黒人文学研究者でケネス・レクスロス詩賞にも深く関与し、よくほんやら洞にも顔を出していた児玉実英さんの父(鹿児島出身)、後者は、多分、火炎瓶闘争で捕まった北沢恒彦さんの弁護士だったはずの人物で「チャタレー裁判」のわいせつ文学論争にもふれていた。松川裁判の弁護団でもあった。
J・カーマイケルの「キリストはなぜ殺されたか」(1972年)を再度買う。

トップは、滋賀の中東さん、ついで、ミュンヘンからの新婚旅行のカップルSteffenhagen夫妻、河田孝郎さん、東映の助監督の佐野ちゃんが2年ぶりに来店。カンパもしてくれる。HATAO&Tetsuo Hamaさん(ロンドン)、ハガキを届けて来たサッちゃん、オイタさん、久しぶりの萩原健次郎、ジャーマンで終わり。曼殊院の黒瀬勝美、正岡子規、大岡昇平、島尾敏雄、石原吉郎、ジャン・ジュネ、セリーヌ等について、ジャーマンと詩人・萩原健次郎さん、初対面なのに、屈折的な短い探り合い?から始まり、ジャーマンが自分の好きな作家を羅列して、暫し歓談。もう少しお客さんがあれば、大変楽しい夜だったのだが。ジャーマン、また、Sというパンク風の女の子に恋をしたとか、ティルは凄いとひとしきり喋って帰り、2:00には閉店。八文字屋の魅力的な来客120人の肖像を描くには、やはり、2年の月日が必要か?「美女と野獣」なら3ヶ月で十分?てなことを考える。

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2016.12/26(月)



ルネで飯。チャリ不調で、チャリ屋まで。大家には、○万○千円しか入金出来ず。
コレクション。介護保険ひと月分入れる。
Sとまたルネ。
「ここはほんやら洞と関係あるのですか?」と言って北白川大堂町住人(S22年、上狛生まれ、中高は奈良へ越境入学)で36年ぶりに帰洛したという独身男来店。次は奈良井さん大阪出張帰りにチョイ寄り。Tasco(元京都府大山岳部)の高岸且さん&府庁勤務の後輩が来るもあとが続かず、12:00前に琢ちゃん来店。大阪の部落解放同盟の本に原稿を6600字(要求をオーバーして)書いたら、50000円貰ったと喜ぶ。「現代思想」は超安いがステイタスがあるからな、、、と喋る。自分のボトルがなくなりそうになる直前に、なんと!段ちゃんのボトルに切り替える。もう誰も来ないだろうと、帰る。段ちゃんが遅く来店。清水さん話、Yan SolさんのFBの上で「パクユハを支持するとあったのは何なんだろうな?」てな話そして12月12日の大阪放送ラジオのボブ・ディランノーベル賞受賞記念、中川五郎インタビュー&ライブの話をして、2人で聴き、あれこれ喋りまったりした時間を過ごす。
五郎さん訳の「風に吹かれて」「アイ・シャル・ビー・リリースト」は素晴らしいし、強力だが今の若者はどう受け止める?

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2016.12/25(日)



店で寝たのがこたえ、身動きとれず、天神さん行きを取りやめ。
冨樫、ダライ・ラマ取材に新聞社のアサインメントが欲しいので、紹介しろと言って来るが、難しいだろうと返答する。結局、ISLAND GRAPHICとの交渉を清水さんがやり、アサインメントをなんとかする。清水さんは立派だ。
業務スーパーでトマト缶を買おうとしたが、買い占められて、料理変更を迫られる。もっとも、八文字屋で食べてくれる客の減ったことといったらない。おにぎり、餅、みかん各3個食べ、腹拵えをして、営業に臨もうとしたら、SからTEL。大黒屋でニシンそば。ヴィクトリアが福岡に行くのに、何処か良い場所はないかと、森元斎、ジェローム、ホンダ君に問い合わせる。
バイトは、客が少ないからバイトなしでも良さそうだが、浅利ちゃんが入れるというので、浅利ファン多いので、入って貰う。超低調だったが、ミルトン、K-Kei、久しぶりのルパンらに喜んで貰える。今日も台湾の川嵜さんとスカイプだが、その直前に奈良井・浅利結婚はどうや!?というネタで遊び奈良井さんを囃し立てる。奈良井さんもマンザラでもなさそう。「12月25日は、妻と共に、八文字屋でクリスマスを過ごすぞ!」とひと月前から宣言していた稲山さん、奥さんはキエフで潰れたらしく、遅く顔を出す。宿まで奥さんを背負って帰って出直したのだという。エリオも、幸せそうな表情を浮かべていた。
ルパンは名古屋の写真家の牧さん、閔さんを連れて来る。今日も奈良井さんは寝てしまう。同志社&立命館の若いカップルも来る。深夜、谷川さん&人形&武田さん。妙好人について語ろうとか4:00前にもう一軒行くのに付き合え!と言うが、どっちもねえ、断る。武田さんは、来年4月1日より、河原町三条の花政の二階で「屋根裏古本屋」を出すと言う。
帰宅、今日も遅くなり、5:00過ぎ。

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2016.12/24(土)



「キッチュ」パーティーに出れず。アルドと昨夜きたシャロンとFB友達になる。アルドは東北大学ではオリオンさんに日本語を習った。
6:00にアルド・ルッソさんが充電器の忘れ物を取りに来るので、5:45にはオープン。
なか卯でウニイクラ丼を食う。
Maoちゃん、予想通り、休み。年末年始、ごゆっくりと伝える。
梶田さん、オイタさん、新妻さんご夫妻、ゆうじさん&アキヒサ君で終わったが、八文字屋でダウンして、朝、10:20まで眠る。

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2016.12/23(金)



八文字屋、危うし!マイちゃんも、カイがFBで、面白く無さそうなことばかり書くからだと、言って来たな。そうかも知れないが、そんな問題でもないでもないと思う。

確かに根本的な何かが決定的に欠落していると思う、今の八文字屋には。ライブはあるが、当てずっぽうを言えば、ここにしかないという人文的なコミュニティがないのかも。



かつて「思想の科学」京都には、僕は誘われたが行かなかった今でも残党がいるはずの「家の会」と無くなった「人形の会」やその周辺にもっと高尚な塩沢由典・小笠原信夫・北沢恒彦・鶴見俊輔らの「リード・イン・四季」もあった。更にアドホックに高尚な「ハクスリーを読む会」もあった。それは戦前の「土曜日」周辺のレジスタンスの伝統の核になるものを継承しようとしたものだったはず。(60年代末には、鶴見さんが若手を引き込んでの現実的なオーウェル著作集出版のための会もあった。オーウェルを読む会には、『当時会っていたなら、カイさんにも参加してもらっていれば良かったね』と井上摩耶子さんが言ってくれたことがあった)。周辺の面白い溜まり場にはそれの代替物があるかも。そのような装置こそ今の八文字屋には必要なのかも知れない。僕が飛び出す前のほんやら洞には「コミュニティの会」があり、それがある意味で小出版社「シュア」の萌芽形態だったとも言えた。80年代八文字屋に関しては「八文字屋通信」があり、実現しなかったが中山容さんとしては八文字屋への唯一のアドバイスで「八文字屋講演会」もあり得た。が、当時の状況はそれどころでなかった。14~17年前には「ほんやら洞通信」があり、当時のほんやら洞には活力があった。それを再生させようとしていたが、火事もあったが、何も出来ず、手を拱いている。そういう動き、構想を今の八文字屋に相応しい形で生かそう。



三人居れば、何かが出来る。電子版、紙版のほんやら洞通信を!と言っていたが、稲山さん、カイ、そしてもうひとり付け加えて、面白い読書会を年に4回出来れば良い。交代で面白い本の書評をやり、それと同時に各自が面白いと思った文章を読み、やはり各自が書いた散文を朗読する会を開き、それをパンフレットにしょう。片桐ユズルの「かわら版」の現代的継承でもいい。まだ、稲山さんには相談してないが、このクリスマスに来店した時に言おう。もうひとりは、清水哲男さんはどうかな?氏は忙しいから、年2回出席でも可。ウッチーは興味を持ってくれるかな?年に一回くらい神田さんに参加してもらえたら良い。年に一回、面白い映画を見る会かな?

先ず、内村鑑三の「代表的日本人」を読むのはどうか。稲山さんの専門だ。確か、内村鑑三のそれのトップバッターは、西郷隆盛だったはず。

せめて、ここから、小出版社を展望しよう。八文字屋が潰れても。



熊楠「十二支考」を捲る。

ボチボチ部屋の掃除かな。火事から掃除は、奈緒ちゃん、姉が各一回したきりで自分で掃除してない。ゴミも計三回出したきり。出入りしたのもその2人と姉に会いに来た両息子が一回のみ。あとは誰も一歩も入ってない。

息子が生まれる前にネガを捨てるか否か迷った末に捨てなかった代わりにした決意に近い足枷?(笑)をして、掃除に励んで、ヒルゲート、Isolaギャラリーに挑み、書き物、写真集つくりに取り掛かろう。

iPadのせいか、始動開始時間が遅い!



11:45までは八文字屋ではキョトンとして(物珍しがっているだけ?の)メキシコ人のベラさん(日文研で明治期の曹洞宗を研究)、ペルー人で今晩大阪へ発つ画家のリタさん(Kidsをプレゼント)、京大職員のノッコ、福島からの「先程まで梶田さん推奨の『笹倉』で三上寛と飲んでいた」という新妻夫妻、奈良井さん、谷川さん&M人形さんだけで、今晩もシケタ感じで、無論、皆さんには感謝しつつも、寂しく終わりそうなところ、「風俗、自殺、エロス&タナトスを研究する、末は通訳志望の)シシリアンのアレド・ルッソさんが友人数人同伴、更に京大総人の高木ユウ君(東京芸大院行き)が小倉紀蔵の娘に惚れていると言う男を含め11人、カオリンズが「古川豪とノビヤカスにいた三島邦彦さんを含め)11人部隊、アミットが来て、2:10まで大騒ぎ、片付け大変。バテて、4:00までヘタリ込む。

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2016.12/22(木)



昨夜、武市さんだか永澄さんだかが深夜5人、お客さんで来てホッとする夢を見ていた(苦笑)。
ケータイの緊急速報で目を覚ます。何だったのだろうか?
ルネで食事。大家に入金。出町の100円古本屋。「カタロニア賛歌」「林達夫著作集2 精神史への探究」入手。金券ショップで年賀ハガキ50枚、調製豆乳、チーズは業務スーパー。MARUZENで山田宏一・和田誠「ヒッチコックに進路を取れ」虫明亜呂無「女の足指と電話機」を立ち読み。区役所より電話「介護保険」一期分未納。ルパン留守、屯平遭遇、立ち話でおばちゃんの肩を叩くマサホ見かける。
2:30帰宅。洗濯物取り入れ。

1999年に「アルメイダと16世紀豊後エルドラード伝説」を書いていながら、迂闊にも林達夫の「切支丹運動の物質的基礎」を参照し損なっていた。1971年7月には当エッセイ収録の著作集「精神史への探究」を買っていた筈なのに。ちょうど中尾ハジメ宅に入り浸り始めた時期だったので、読みが上の空になっていたと思われる。当エッセイは、1936年8月号『思想』150号(岩波書店)が初出だった。カウツキーの「トマス・モアとそのユートピア」でもイエズス会の経済活動は触れられているとのこと。ヴァリニャノの書き物を精読せねば。彼へのアカヴィヴァ師からの1582年2月10日附の手紙によれば、グレゴリウス八世は「この事態を承認するのに何ら難色を見せ給わず、、、余が意見では、、、商業と呼ばるべき筋のものではない、けだし人はそれを純然たる必要からやっているのであるから、と。」とある。しかし、これは、1633年にはウルバヌス八世、1669年にはクレメンス九世によって固く禁止されたとのこと。(その時は日本では既に切支丹は厳重に禁止されていた。)日本耶蘇会の商業活動についてふれたものは、護教的だがジョゼフ・ブリュッケル著「耶蘇会」(1919年)くらいとのこと。

野坂昭如が1995~99年頃「週刊文春」(坪内祐三編『俺の遺言 幻の《週刊文春》世紀末コラム』で連載したエッセイも面白い。「週刊文春」今週号の坪内?の書評「ヒッチコックに進路を取れ!」他にも、文春は一年の収穫的な特集を組んでおり、大塚英志は書評として、柄谷行人「憲法の無意識」を取り上げている。柄谷行人は、確か、パックス・トクガワーナーが無意識を大きく規定していると言っていたか?坪内はバブル本についてだったが、何を取り上げていたっけ?最終ページでは彼はクラナッハの絵についても論じていたな。実力があるのだろうけど、こんなに仕事が出来るなんて羨ましい文筆家だ?

客、遅く永澄さん&京都新聞広告の「杉坂屋」に21歳頃に連れて行かれたことのある女性、奈良井さん、ペルーのリタさんが舞踏家の工藤丈輝さんの紹介で来店。永澄さんは4:00近くまで寝ていく。

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2016.12/21(水)



10:00前に起床。
弘法さんに行くつもりだったが、元気なし。
色んな社会的関係から切り離されてしまった感じ。面白い客がこんなに来なくなったのは初めて。
喜んで来てくれる八文字屋の客は、時間的にも空間的にも遠来の客ばかり。それもごく僅か。圧倒的に外国人。起きて寝て、youtubeを見て、鴨川を自転車で走り、写真を撮り、FBにアップして、本を読み散らし、Sと食事をするだけの毎日で、原稿から逃げている。営業活動の時間も失っている。根本的な何かが決定的に欠けている。
これではヤバすぎる。
イギリスともフランスともつかない国の田舎に行って、晩夏の引き潮の海岸をウロチョロしている夢を見た。T兄も来ており、居るはずのウーハオの姿を探していたりした。僕の姿を見て「わー、外人だ!」と言われる局面あったりしたが、言っている奴は皆日本人だという、奇妙なポジションの夢をみていた。
もっと面白く描けるのだが、時間がない。
午後は、ルネの書店冷やかし。
八文字屋の大家代理人から、この間の経緯の詳細の説明なしで、それまでのトラブル(たび重なる脅迫等)を不問に付し、9月,10月,11月分の請求書をメールで送って来て、明日、9月分を支払えとのこと。やはり、正月は休めない。闘いの再開か。早急に書いて、準備せねば。
浅利ちゃんバイト。
客は、琢ちゃん、鹿さん、草葉さん、奈良井さん、パイロットの松本さん(24歳)&春道さん(25歳)、R大のSさん&知人、冨樫、斎藤修。
ヒルゲートの人見さんから、5月9日~5月14日のKG+サテライトで個展を演ってくれないか?と言うので、OKする。サテライトに付き合うつもりはなかったが、人見さんにはお世話になって居るわ、その頃書き下ろし「ほんやら洞の青春」(月曜社)も出るし、八文字屋の景気付けという意味で請け負った。
それを期に甲斐扶佐義読本「ほんやら洞繁盛記」という一風変わった写真集を兼ねた甲斐論集を出そうかと思いはじめる。これまで依頼し損ねていた執筆者に原稿を頼むつもり。それ以外のルーティンワークのピッチを上げねば。

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2016.12/20(火)



何も出来ず。
「マルドロールの歌」「茨木のり子詩集」「尾崎翠作 第七官界彷徨」を捲る。
南山大学の留学生、コナー・ロー(Connor Lawe)さん(21歳)と8:00~12:00の間二人っきりでよく飲んだ。写真初心者心得を教えろという。
途中でいい男を紹介してくれという今度博士論文が通る筈だと言う31歳の女性もきたな。
2:00に諦めて帰宅。

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2016.12/19(月)



白水社よりゲラ届く。
年末客を案じるもむなし。
忘年会シーズンなのに、月曜日なので、来客待ちを断念して読書。三月書房で見つけたテンポのいいヤマザキマリの「リスボン日記」、「銀閣寺の東求堂が寝殿造りと書院作りの分岐点になる」との指摘に感心しつつも、ルネのトイレで読書中に便器に落とし救出した津野海太郎著「読書と日本人」、連載時に読み落とした四方田犬彦著「署名はガリガリ」所収の「痴人の愛」のナオミが実在し、会ったという「谷崎潤一郎1918」を読む。
京女の一度相国寺でグループ展を一緒にやった草木義博先生(奥さんの父親が彼より若いので有名)がリヨン在住のサックス奏者(吉岡実『サフラン摘み』を解せず演奏したと言う)亀岡出身の女性を同伴。寄田真見乃さんの尺八、井上章一さんのピアノを聴いて貰う。暫く来客なく、プミの友人の京大病院勤務の前田紗江さん(橿原市出身)が、同僚二人同伴。ツケ2000円も貰う。
2:00まで必殺をダラダラ二本も見る。帰宅後も二本。
寝たのは、5:00。

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2016.12/18(日)



原稿の追い込みに入らねばならない時期なのに、バイトさんたちも忙しかったり、病気になったりで、ここのところ、一昨日のヴィクトリア以外のバイトがいず、長丁場になりがちな営業に対処するも思わしくなく疲れてしまう。原稿に身が入らず、ついつい、オクタビオ・パス「弓と竪琴」(大変な名著だけど)、佐々木譲の「笑う警官」他、和田誠「物語の旅」、ジョージ・オーウェル「パリ・ロンドン放浪記」、津野海太郎「読書と日本人」、高橋源一郎「読んじゃいなよ!」、中野重治詩集らをよみちらしている。
柳田国男の「明治大正史世相篇」も安く買った。何回目のことか?
一昨日、鹿肉を大量に貰ったが、一緒日本食べてくれそうな客なし。八文字屋、吉田の家にも冷凍庫がない、吉田は冷蔵庫すらない。保管しようがないので、日曜日に家にいるはずのSに預かって貰いに行く。
オーウェル「パリ・ロンドン放浪記」を読む。貧すれば嘘つきになり、世間を狭くするのは、事実。
「ヤマザキマリのリスボン日記」を買う。さすが、漫画家、ポップだ。僕もこんな風に書けばいいのだ。
5:30八文字屋へ。チャリ・キー、一旦、紛失。
浅利ちゃん、バイト。
市田響さんの知人ふたり来店。ひとりが「路地裏の京都」を買ってくれる。周平さん、ゆういちくん、草葉さん、杉村さん&友人、奈良井さん。k_Kei、ゆうじさんも来る。杉村さん、酔って「甲斐、俺はお前にキッチリ言うことがある」といささか凄んで見せる。何を!言わんとするか、見え見え。
102年前の今日、東京駅が出来たとゆうじさんに聴く。ゆうじさんとK-Keiがろくでなしに行く。?
3:00帰宅。
八文字屋のエアコン、多分25年前から壊れ、冬は蒸気で暖を取っていた。蒸気でボロボロになった蔵書側から考えた挙句?に4代前は想像するしかないが、九州の一寒村の我が家の3代にわたる虚栄心を想像しつつチャリをこ漕いで帰る。
珍しく?なんの作業もせず11:00からぶらつく。
靴を買い、サンキューショップで、ジーンズを2,3本買おうとしたが、店がなくなっていた。安売り店は消えるのか?
クロッキー帳に木炭筆?二本買い、業務スーパー、本屋を冷やかしていたら、5:00前になっていた。

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2016.12/17(土)



9:00業者さんに起こされる。、10:00工事入りとのこと。屋上を開けて貰う。
エアコン、修理終わる。
昼、何も出来ず。
バイト、Maoちゃん休み。Maoちゃんの友人四人来店。大須賀さん、木村仁さん、R大学のSさん、片山茂樹さん、佐藤克志さん来店。川井遊木さん、久しぶり。大須賀さんと木村仁さんの暴論を聴く。帰って「必殺」を二本見る。
川井遊木さんが来てくれたけど、眠そうにしているのかなあ?すぐに帰って行ってしまったが、大須賀さんは、ひとり寝続ける。3:30閉店。
昨日九州から送ってもらった結構な量の鹿肉を食べるチャンスがなく、今日こそ食べようと思っていたが、食べてくれるのは、レオしかしなかった。明日はどう調理して保存すべきか。

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2016.12/16(金)



ほんやら洞全焼から23ヶ月目。
ルネで食事。出町でかつて読みかけで焼失した和田誠「物語の旅」等を買う。コレクションで津野さんの「読書と日本人」の銀閣寺「東求堂」の件を読んで出ようとして、便器に本を落とす。こんなのは生まれて初めてのこと。エアコン、修理後、一旦、切ったら、やはり、作動しなくなり、修理不能かも知れないと言われ、明日、取り敢えず、再点検となる。
ヴィクトリアのバイト。東北大で学部後京大の院生のイタリア人のイケメンで三島由紀夫「金閣寺」を読んでいる男、ヴィクトリアがパーティーで会った春道さん、リカルド&京大院生の女性、徳之島の奥田さん、三上晋司さん、稲山さん、ヴィクトリアの友人のハビエラと仲間たち、吉田孝光さんと同僚二人、紀井さんと友人たち、荻野晃也さん、奈良井さん、ウィル&サユミさん、永澄さん&江頭共同通信大阪文化部長、木津さおりさん、サッちゃんと来て、人数的には賑わいあり。3:00まで。

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2016.12/15(木)



前日、スケベー心いっぱいの知人が大分からの訪問者の女性二人を雨の中無理くり連れ回して、今日の夜は何処かで食事をご馳走する予定らしく、今日の日中は女性二人が京見物らしく、僕は由布院から国東に行くのにバスに便乗しようとしたら、外人ツアーコンダクターが無茶苦茶な洛中案内のアナウンスをしているのを聴き、びっくり。「よんじゃいなよ!」の鷲田清一の狩猟民の視線を!借りての大分、京都ガイドが可能だと思い、両子山経由で仕事済ませて、時間があれば精華大学の五郎ライブに行こうと思うが、時間は足りず、バス停秋芳洞まで行って帰るらしいので、僕はバス停両子山で降りようと思う。降りて二人が戻って来たら案内と決め込む。六角御幸町辺の散る桜吹雪がカッコウいいので、昨夜の二人の女性に、彼女たちの出立の前に、今日の方がいいよ!と電話するが、二人は昨夜でグロッキーになり、今日は、バスで出掛けるのも断念し、宿でゴロゴロするとのこと。彼女たちを五郎ライブに案内して後に、マスクメロンをS宅に持参出来るか?と思案する夢。

昼ルネでオクタビオ・パス「弓と竪琴」カルペンティエール「失われた足跡」オーウェル「パリ・ロンドン放浪記」ベンヤミン「パリ論/ボードレール論集成」買う。6:15ルネでSとめし。メロンを渡す。
八文字屋、ノッコが「風の又サリー」?のナツキさんを連れてきてくれる。
ナツキさんは数年前、ほんやら洞でもライブをやってくれたのを失念。でごめんなさい!と言う。エリック・アボカ先生の教え子らしく、拙写真集「愛しの美女」のアラン・ラメット解説の翻訳者の久保昭博さん(ベーシスト、『地下鉄のザジ』水声社の訳者)とも音楽仲間ベーシストで音楽仲間で彼女はピアニカ演奏者。松江出身、「誕生日は5月20日なら、また、次の本に登場願おう」なんて喋る。
火事から2年以内に書き下ろしを終えるつもりだったが、少し遅れそう。やはり、今年7月転倒で、腰を強打したのが響いた。
元京大シネ研の牧野真平氏、イチオシで来店した新宿ゴールデン街のバー(3番街)て働く蜂蜜パイ好きの亀岡出身のライターのユイさんと五郎さん。 29歳なのに五郎さんの「25年目のおっぱい」を知っているとのこと。五郎さんと記念撮影。

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2016.12/14(水)



鶴見俊輔さん、横山貞子さん、河野裕子さんが登場する面白い夢をみた。書き残したいが、3~4時間かかりそうなので止める。
「Street Of Kyoto」が千本北大路の古川豪が勤める授産所のバザーに出ており、その表紙に鶴見俊輔さんの面白いサインがあった。英語で河野裕子さんと私たちは家族と記してあり、そこからでた途端に鶴見夫妻に会う。
二人は、他の写真集、蔵書、ネガも出町柳沿線(?)の古本屋で大量に出回っていたよ、と教えてくれる。

「フランスと私」でパリの友人たちのことを書きたかったが、それでは「私」が後景に沈んでしまうと指摘され、その原稿は破棄。という訳で「私」が出すぎたかな?編集者は喜んでくれ、「店の宣伝になったら、!いいね」と言ってくれた。すごい店!変な写真家と思われるかな。
オイタさんと2~3メッセンジャーでMaoさんの写真展を巡ってやり取り。9:00過ぎに梶田さん来店。来年、八文字屋個展構想を喋る。Fbを見て、多分、八文字屋状況を案じたカオリンズ、忘年会帰りに来店。カオリンズ、今年後半のライブ出演について反省をしていた模様。3人が帰った後、中川五郎ライブ、Mao展、「キッチュ」のフライヤーを持って石丸商店、村屋に行こうとしているところ、長崎は島原出身の好男子、谷口喜寿さん(六角のつけ麺屋「鶴亀」勤務、嫁子供は滋賀の多賀に住み、週一帰宅のストリートパーフォーマの書家、ろくでなしで写真集を見て会いたくなって来たという。2時間近く歓談後、石丸商店へ。鹿さんの知人がビールを注ごうとする。出て、村屋に行こうとしたが、閉まっていた。4:35帰宅。「必殺仕事人」の第1回目を見ながら寝る。

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2016.12/13(火)



「ふらんす」リライト、送信に「バッチリ」との応信あり。月曜社のこともフランクフルトのことも書きたかったのだが、スペースが無さすぎた。
「明六雑誌」(上中下、岩波文庫)、高橋源一郎「よんじゃいなよ!」津野海太郎「読書と日本人」村井章介「分裂から天下統一」(各岩波新書)を15%offで入手。
八文字屋、ジャーマン、閔さんだけで終わりだとおもったら、深夜、帰るしがないと思っていると、琢ちゃんと段ちゃん来店。3:00に誰も居なくなり帰る段に安藤民治さん、「喝采」西木屋町店店長の森木孝之さん来店。5:00前まで。

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2016.12/12(月)



白水社の「ふらんす」の原稿、ディランの授賞式にふれたら、Sからくどい!1月20日頃にはディランのことなんか、みんな忘れているよと、言われる。一応、鈴木美登里さんに送ったが、私(僕)が後景に沈み過ぎているというので、明日、リライト分を送る約束をする。出町の古本屋で須賀敦子、池波正太郎、島尾敏雄を買う。
ルネで飯。「シリーズ牧水賞の詩人たちVol.5小高賢」(青磁社)入手。
昨日のNHKスペシャル「ボブ・ディラン」S録画を見る。ニシン炊く。
Maoちゃん搬入。5点だけなので、宣伝しようがない。
八文字屋、超暇。絶句。

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2016.12/11(日)



朝4:00まで、お客さんと付き合うと、翌日はダメ。
何ひとつ仕事は進展せず。
Maoちゃん、搬入に来ず。
ボヤの息子のボヤの親友、塩澤孝太郎君が高校の修学旅行以来、20年ぶりに嫁、嫁の両親とその身内を連れて来店。身内女性「帰ろう!」と入りしなに叫ぶ。帰りは喜んで記念撮影までして帰る。
慈子さんは、65歳になり、孫も7人いて、糖尿で苦しんでいる由。
あとは、琢ちゃん、祇園住まいのノルウェーの写真家熊さん(ホフ・ビオルネ)が来たくらいのもの。
酔って原稿、書けず。

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2016.12/10(土)



タクシーの運転手さん仲間では、昨日と一昨日が今年最後のピークになるだろうと語られていると聴き、それなりに心していた。一昨日は少しお客さんがあった。
で、昨日はどうかな?と思っていたが、不発だった。
さっきまで京大の同級生18人と飲んでいたけど、八文字屋、営業しているかなぁ?と思い、別れてひとりで来たと言う東京からのジャーナリストがトップに来て、朝4:00過ぎまで他に7人しかいないという寂しい店でした。今西さんのケータイで長沼節夫さんと喋る。「父・伊藤律」は、やはり、面白そう。
鵜飼哲さん、友人夫妻同伴。37年ぶりに会う。明日、パギやん主催で、講演「反ファシズム・反オリンピック」、紀井さん、職場の年配者同伴。4:30まで。
これが今年最後の山だとヤバすぎる。

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2016.12/9(金)



ゆういち君は両親同伴。バレンタイン16年を安くしたら喜んでくれる。
ヴィクトリアのバイト。佐枝ちゃん、シルヴァン、ユズ(ヴィクトリア)ちゃん。両ヴィクトリアを撮る。リカルド来店。

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2016.12/8(木)



中島ちほりさん、久しぶり。

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2016.12/7(水)



久しぶりに6時間ぐっすり眠れ、朝一番に忘れ物探しに出て、一発で発見とはさい先がいい。今日1日安寧に過ごせて、しごともできますように!
スマトラ沖地震!アチェは大丈夫か?
コレクションでコーヒー。
同時代ギャラリーで奈良井さんの写真を見る。ヨーロッパ写真。森岡パパ風写真。ちょっと平面的。
本当に根気がなくなった。
ずっと西村さんが言い続け、今、また、ゆうじさんが言い出したように普通のお客さんが入れるように100万円くらいかけて店内を少し改装した方が良いのかも知れない。
が、書き散らしてきたものをまとめたり、ネガの整理もまず、したい。それに先立って、改装したり、店で重点的に働いてくれる人物を探すのも器用な経営者なら可能だろう。僕がそれに力を入れたりしていたら、多分、写真、書き物の残務整理が出来なくなるだろう。誰か親身になって、店のことを切り盛りしてくれ、また、写真整理を興味を持って手伝ってくれる人がひとりいたら良いのだが、そう易々とはいかないだろう。ただ、崩れさるのを待つのみか、それもよかろう。今、そんな感じだな。
6:00にぶっ散らかったままオープン。ただ崩れ去るのをみすみす待つだけのような店、それも仕方ない。
「ふらんす」の原稿を考え始める。
浅利ちゃん、8:00、久しぶりに入る。ボディビルダーが来るよという。
奈良井さん、ボディビルダー&連れ、オイタさん、鹿さん、奈良女の小川さん、冨樫とくる。閉店は3:00を過ぎる。店の話題は、川嵜さんのいる台湾訪問話、TV番組で、あまちゃんが好きな人ならきっと好きになれる女が出る番組があるという話等々。
後は、オイタさんのラジオデイズの思い出オンパレードで、オイタさん、最終電車に乗り遅れる。取材先の冷泉家で「下人」呼ばわれしたこと、一度「一力屋」に紛れ込み感動して死ぬまでもう一度行きたいとか、鶴見俊輔インタビューで分かった鶴見さんがKBSの存在を知らないくらいKBSはマイナーだったということ、にも拘らず、宗教担当記者クラブでの人間関係、大覚寺の味岡管長や青蓮院門跡の東伏見さんの事等々。
各自の文入香織との初対面時の感想。
皆が帰った後に、あと3週間で仕事を辞めて、インド、チベットに行く抱負を語る冨樫来店。3:00過ぎに閉店。

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2016.12/6(火)



6:00まで鬼平。
10:30起床。
鬼平。
2:00ルネ。生前遺作集、アルテポーヴェラを買う。眠い。
遺作集を何処かに忘れる。
八文字屋暇。
10時前に坪川さん&山本君、ヒョウの研究者の女性とイケメン来店。
11:00過ぎに永井麻実さん来店。鹿児島出身、府大建築。大学院も府大に行くが、研究テーマを変える由。都市史研究に移るとのことで、現段階では、モーリシャスに行くつもり。今度、綺麗な先生を同伴するとのこと。メインギャラリーで搬入搬出時ばとのこと。
終わろうと思っているところ、ゆうじさん来店。八文字屋の内装、100万円くらいかけて普通の客が入りやすいようにしたらどうだ!?と言う。言わんとするとこはよく分かる。

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2016.12/5(月)



昼までゆっくりする。洗濯、掃除。
3:00ルネで食事。
今日も客なしを覚悟していた
2ヶ月前から本を読むと直ぐに眠くなるようになった。
鬼平ばかり見ている。
トップ客は、渡滋の教え子、佐々木氏。ついで武田好史、琢ちゃん、鹿さんが来て、終わり。
何もできない。

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2016.12/4(日)



今晩は実り多い夜になった。2017年1月からは、実相寺昭雄研究会の協力を仰いで、実相寺昭雄監督の映画を八文字屋で上映しようと勝賀瀬監督御一行さんと話合う。先ず、「無常」から。随時「曼荼羅」等も。実相寺昭雄さんの生家は、吉良上野介の子孫の家らしく、大分県臼杵市の月桂寺といい、寺崎さんという方(血縁か聴かなかったが)住持とのこと。今度、帰省の折には、探訪の心つもり。瀬々敬久監督も臼杵出身だったか。38歳の若い教師は興奮して、「現代思想研究会も八文字屋でやりましよう」とまで言い出す。

昼まで寝る。
ルネでかけ蕎麦、おくらとろろ、鯵の西京味噌漬け焼き、ひじき、フルーツヨーグルト。
残り少ない数年をノンビリ飲み屋をやりつつ、書き物も出来る生活に早く切り替えねば。
出町では、干し柿を吊るす麻縄、ゴミ袋、ハサミを買い、安い古本屋に行く。
入手した本は、ほとんどがかっての蔵書。どれももう一度読み返したい本。

1: ガートルード・スタイン富岡多恵子訳「3人の女」
2: C・ブロンテ「ジェイン・エア」
3: ルイ・シュヴァリエ「歓楽と犯罪のモンマルトル」
4: 小林恵子「白村江の戦いと壬申の乱」
5: 中沢新一「森のバロック」
6: 夢野久作集(瓶詰の地獄、氷の涯、ドグラ・マグラ収録、解説は由良君美)
7: 実相寺昭雄「星の林に月の舟 怪獣に夢見た男たち」
8: ポール・ニザン「アデン・アラビア」W・ベンヤミン「文学の危機」
9: 吉田司「王道楽土の戦争 戦前戦中篇」
10: 吉田司「王道楽土の戦争 戦後60年篇」

下鴨神社を覗こうとしたが、面白そうでもない行列を見て止める。
「コレクション」に来たが、iPadのルーターを忘れていた。日経、朝日、京都を捲る。
3:00前から小雨が降り出す。
「無茶振り」という言葉は最近の言葉?30~40年前の僕は知らず、最近よく聴く。単に僕が世間で流通する言葉と縁遠い所に居ただけかも知れないが、店の後ろに座っている若い編集者らしき女性が用いているのが耳に飛び込んできた。
今日もかなり無駄な時間を過ごしている。
八文字屋、暇。
稲山さん、北京でauの支社長をやっている38年前の客、赤塚さんという府大の映研でAの一年先輩来店。学生時代108時間ぶっ続けで映画上映をして、Aが付き合ったという。下の息子が京大の原子力の二回生という。北京に来たら、タクシーで観光案内してあげると言ってくれる。
E・L・カニングバーム作「クローディアの秘密」半分読む。雨の中、一旦、帰宅してから出勤。ムサシで晩ご飯。業務スーパーで氷、蒲鉾等を買う。今日は原稿を書いて過ごすべきかと、思っていたが、ルーター不携帯。
八文字屋入店直前に冨樫に会う。「今日、浅利ちゃん、来る?」と言って7:20から同伴出勤。年末からインド、チベットに行く前に店のバイトを確保したいのだそうだ。9:00前に競馬周平さん、そしてK_Keiも来店。坊主を案じていたので、安堵する。Maoちゃんという女の子くる。
そこに、堀口徹さん、梅林克さん、川井操さんが元シーラカンスの赤松さんの同僚だった小島さんが亡くなり、落ち込んでいる赤松さん同伴で、偲ぶ会の帰りに寄る。後でメディアショップの斎藤さんらを克さんが呼び出し、その中に港千尋さんも居た。ほんやら洞・八文字屋を知っている同志社女子中高出身の女性もいた。
12:00に全員帰ってしまう。
八文字屋は、1:00までオープン。早くもグロッキー。

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2016.12/3(土)



1:30、Sとルネで待ち合わせ。そのまま聖護院、黒谷に行く。
今日も何も出来ず。
岡村正史さんより、2月18日にプロレス文化研究会の例会の連絡あり。
今用雄二さんより、2008年清水寺での展覧会の時の画像が送られてくる。
バイトのマオちゃん休み。
8:00過ぎに直ぐに20年前の友人のリッツカールトンでの結婚式帰りの琢ちゃん来店。
ついで、カオリンズ&松本君(ウッチーは、明日でも波があれば海へサーフィンに行きたいと、言っていた)。奈良井さん、冨樫、オイタさん、勝賀瀬重憲監督&彼の姉の安村さん&龍大の教師、東本願寺のオッサン、大須賀さん(彼が全て払う)。
今晩は実り多い夜になった。2017年1月からは、実相寺昭雄研究会の協力を仰いで、実相寺昭雄監督の映画を八文字屋で上映しようと勝賀瀬監督御一行さんと話合う。先ず、「無常」から。随時「曼荼羅」等も。実相寺昭雄さんの生家は、吉良上野介の子孫の家らしく、大分県臼杵市の月桂寺といい、寺崎さんという方(血縁か聴かなかったが)住持とのこと。今度、帰省の折には、探訪の心つもり。瀬々敬久監督も臼杵出身だったか。38歳の若い教師は興奮して、「現代思想研究会も八文字屋でやりましよう」とまで言い出す。
3:00閉店。
帰宅は5:00。「鬼平犯科帳」を三本見る。

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2016.12/2(金)



カオリンが「久米仙買っといて!五郎さんのライブの後で行くので」と言っていたが、来そうもない。結局、河田孝郎さん(羽生の将棋の手の見事さ、綺麗さについて力説。羽生が羽生、大山、枡田の手をインプットしたAIと今度、対戦するらしいが、それは「自分の脚を食いながら闘う」ようなものだと説明してくれるが碁打ちは多少やっても将棋を知らないので、はあ、そうですか、おもしろいですねと、言って聴くしかない。70歳以上のアーチストで頻繁に来るは、とうとう、彼一人になったか?河田さんは死ぬまで闘うのをやめないと、言う。今日も店は不調。全て空振り風で仕事が手につかない。店が空振りでも食って行けるようにしなければ。不手際の連続。12月からは着実に行くつもりだったが、自分のせいだ。
河田孝郎さんだけかと思ったが、深夜、五郎さん一行が11:00過ぎに到着。市役所付近のライブハウスでは満席になっていたとのこと。五郎さんには今、ウェイブが来ているので期待もてる。朝7:00に東京の家を楽器二つにキャリーバッグ一つ引きながら、出て、通勤ラッシュに揉まれながら、みどりさんの家に来たら、歌の聴き手は数人しかいない。言い出しっぺのハジメさんの姿もない(ここのところ、ずっと東京らしい)。代わりに、50年代のユズルさんの話(土居光知、室勝らのこと、プラグマティズムのこと等)が聴けて良かったらしい。晶文社の若い編集者がいて、僕らの世代にとっては自明のことと思えるような事柄についても「それは、何?」といちいち質問するので良かったとのこと。カオリン&ウッチーは少し遅れて、双子ちゃんの東京行きの靴等を抱えて「カイさんの好きなポテチー」とやらを四つも買ったのでと遅れてくる。ウッチーがメガネ紐100円Shopで買ったのをくれる。
五郎さんは眠そうだが、ウッチーは彼にイーグルスがカバーしている歌の翻訳に関して質問攻め。「オイラ、トラックの運転手だったんだ」は、ウッチーとしては生で五郎さんに聴かせたいと言い続けたが、佐々木さんもいるし、チーちゃんもいるので、僕はウッチーの意見に逆らって、youtubeをながす。チーちゃんは僕用に!といって「〆切本」(左右社)なるものをプレゼントしてくれた。彼女には掬い湯葉を食べてもらい、喜んで貰う。チーちゃん三連ちゃんは初?

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2016.12/1(木)



寝たのが4:00過ぎ。
10:00起きる。疲れているが、ウィルのインタビューあり。
1:00から始まったウィルさんのインタビューおよび撮影、およそ1時間で終わったかな?と思ったのだか、スイッチを入れ忘れていたらしく、やり直し。今からというが、疲れているので、2週間後。(夜、ウィルは写真は良いのが撮れたと、送付してくる)。
15日納期の分入金を済ませ、写真屋に出しているフィルムを取りいく。E・L・カニングバームの「クローディアの秘密」も買いに行く。
出町でブリの粗、豆腐を買い、掬い湯葉を貰う。
Sと鍋。
夜、浅利ちゃんがいず、チーちゃん、メガネ(寿司ボン)来店。


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*1〜3月は、ほんやら洞のホームページに移動します。2015年以前の日乗は、ほんやら洞のホームページよりご覧下さい。








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★「GRAPHICATION2 No.16」(電子版)に、「対抗文化のなかの『ほんやら洞』」が掲載されました。(下の画像をクリックするとWEB版をご覧いただけます)

・PCで閲覧する場合は、富士ゼロックスHPから、パソコンでご覧になる場合はこちらから電子版16号(2018年6月号)」のリンクをクリックするとWEB版がご覧になれます。

・無料アプリ(電子書籍版)のダウンロードについては、下記URLをご参照ください。タブレット端末やスマホでご覧いただけます。
http://www.fujixerox.co.jp/company/public/graphication/g2/

CNNのネット記事にほんやら洞のインタビューが掲載されました。


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